root化スマホ(android/iPhone)なぜ子供が欲しがるか?

テクノロジー

「子どもがメインで使うスマホ以外に、root化したスマホを高額で買ってしまった。どうやらゲーム用らしい。どうしたものか」

そんな相談を、親御さんから受けることがあります

フリマアプリなどでも、「root化可能」あるいは「root化済」のスマホが売買されています。

普通のスマホよりも「root化してある」というだけで、かなり高くなります。

それでも、お金さえ払えば、簡単に入手できてしまいます。

技術の進歩は早いです。

子どもは、生まれたときからパソコンやスマホが周りにある環境で育っているので、子どもの言うことが、親にはよくわからないことも多くあります。

子どもは、なぜroot化したスマホを欲しがるのか、その意味を解説します。

root化したスマホを、なぜ子供は欲しがるか?

root化したスマホ(android/iPhone)を、なぜ子供は欲しがるのでしょうか?

まず、「スマホのroot化」とは何か、分かりやすく解説します。

「スマホのroot化」とは

「root」とは「最高権限」のことです。

スマートホンと言っても、機能に数々の制限をかけて一般には販売されています。

全機能を開放しては、安全や使用上の問題があるため、一部機能を使用できないようにしてあります。

root化とは「機能制限の解除」

root化とは「機能制限を解除する」ことです。

iPhoneで「Jailbreak(脱獄)」というのと、ほぼ同じです。

機能制限の一例「シャッター音」

機能制限の一例として、「スマホで写真を撮るとき、シャッター音は必ず鳴るようにする」というものがあります。

この機能制限が生まれたのは、スマホのシャッター音を無音にできるのを悪用し、盗撮が多発したことあります。

それを受けて、シャッター音は必ず鳴るようにしないと、そのスマホは販売許可しないようにメーカーに指示をしました。

シャッター音を無音にしたり、一定以下に小さくできないようにしてあります。

root化すると・・・

これを、root化してしまうと、無音で写真が撮れるようにできてしまいます。

このように提供元が設けた制限を無効にし、何でもできるようにしてしまうのを「root化」といいます。

root化の大きな問題

機能制限は、必要だから制限をかけています。

それを解除することで、数々の問題が生じます。

セキュリティが甘くなる

個人情報やウィルス対策のため、アクセス制限をかけている情報に、root化することでアクセスできるようになってしまいます。

スマホを乗っ取られたり、個人情報を抜き取られたり、そのような被害に会いやすくなります。

犯罪行為になる

自分が被害者なら、まだましでしょう。

犯罪ができるようになります。ゲームのチート行為です。

ゲームの収益構造

ゲーム会社は、各種アイテムで課金して収益を上げています。

また、強くなるためには、一定時間ゲームをする必要があり、その操作の中で他社の広告を出すことで広告に触れさせることで収益を上げたりします。

root化は「詐欺」につながる

root化することで、内部のデータやコードを書き換えることができるので、アイテムを偽造したり、自分のパワーを操作して無敵状態にできたりします。

ゲーム会社の利益を損なうことになります。

「詐欺」などの犯罪行為となります。

root化自体は、今現在は犯罪ではないかもしれません。

不正改造車の例 公道と私道

自動車でも車を改造し、私有地で遊んでいる分には犯罪になりません。

法律の制限を外れた改造をして公道を走ると、不正改造車となり犯罪になります。

root化したスマホにより自キャラのデータを改ざんし、ネット対戦することが犯罪になる流れは大きくあります。

買ってもいないアイテムを偽造して、自キャラに適用してネット対戦したら、ゲーム会社の利益損失になりますから犯罪となります。

root化で動かなくなることも

root化は、内部のデータやコードに手を入れられるようにすることで、誰でもできることではありません。

高度な知識や経験が必要です。

失敗するとスマホが起動しなくなる、などの障害もおきます。

まとめ~オンラインゲーム時代の「root化」

オンラインゲームが流行っています。

課金に大金を使う人がいます。

一方、root化すれば大金を払わなくても無敵になれる、とすれば、少々高くてもroot化されたスマホを手に入れた方が割安だと考える人も多くあります。

特に学生など、お金のない若者が多いでしょう。

その結果、メルカリなどのフリーマーケットに多く出品されることになります。

安易に、ゲームで強くなれるからroot化したスマホを手に入れたいかもしれません。

しかし、「犯罪」となり得ることを考えると、その代償は高く付きます。

親御さんであれば、子どもさんには使わせないのが懸命でしょう。

 

 

 

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